「 褒め言葉 」は「 相手を喜ばせようとできたもの 」という説があります。
相手に良く思ってもらえるものでしたら、どんどん活用していきたいところですが、相手を「褒める」ってなかなか難しいものです。
今日は、「 部分刺激の拡大効果 」という心理効果をご紹介するとともに、「褒める・褒められる」ということについて、考えていきたいと思います。
人は褒められると嬉しい?
心理学者のジョセフとハリーが考案した「ジョハリの窓」というものがございます。
NAVERまとめ より引用
褒められたときに、最も嬉しく感じるのが、Ⅱの「 盲点の窓 」です。
つまり、「顔にコンプレックスを抱えている女性」が、「顔もしくは、顔に関連すること」について褒められると、すごく嬉しいと感じます。
しかし、「美人」と評判の女性が、自分でも美人だと自覚している場合、「美しいですね」と褒められても、さほど嬉しさ感じない傾向にあると言えます。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”shouichi.jpg” name=”眉毛だけイケメンの太田くん”]綺麗だね~[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”mituko.jpg” name=”髪の毛サラサラの牛川さん”]あっ、そう。まぁありがとう[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R2″ icon=”mituko.jpg” name=”髪の毛サラサラの牛川さん”]なに言ってんの?コイツ・・・
全然嬉しくねぇんだよっ!
バァ~~~~カッ[/speech_bubble]
自分が気づいていない部分を褒められ、驚くことを心理学では「 自己拡大 」といいます。
また、この「 自己拡大の喜びを与えてくれた人 」に対し、「 特別な感情 」を持つことも分かっています。
つまり、「 相手が気づいていない長所 」を褒めることで、「 特別な存在 」となり、「 仲を深めることが期待できる 」わけです。
このことは、恋愛でも使えますね。
部分刺激の拡大効果とは
「 ある部分を繰り返し褒められると、次第にすべてが褒められていると思うようになる 」というのが「 部分刺激の拡大効果 」です。
例えば、自分の容姿に自信のない女性に対し、「綺麗な瞳だね」と言い続けていると、次第に表情もいきいきとしてきて 😛 、本当に魅力的な人になる事があるのだそうです。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ikemen.jpg” name=”イケメンで有名の面田くん”]目、大きくて綺麗ですね(^^) [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R2″ icon=”fm-keiko.jpg” name=”美人で明るいけいこ”]あらやだ、恥ずかしい(/ω\) [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”fm-keiko.jpg” name=”美人で明るいけいこ”]ありがとう♪ [/speech_bubble]
部分刺激の拡大効果の恋愛への応用
美人だと自覚している人に、「美人ですね」と褒めるのは効果がないことは、お分かりいただけたと思います。
そこで、「 一部を褒めましょう 」というのが、部分刺激の拡大効果の主な活用方法です。
「 褒められた側 」からすると、「 一部を褒められた 」ことにより、「 すべてを受け入れられた 」となってしまいます。
これは、老若男女共通の人間心理です。
褒められた時の感じ方は男女で異なる
ただし、褒められた時の感じ方は、男性と女性によって多少違いがあるとのことです。
男性は部分的に褒められるよりも、全体をほめられることを好む傾向にあります。
女性は繁体に、部分的にほめられることを好む傾向にあります。
繰り返し、褒めましょう
「 褒める 」という行為は、それ自体が一種の「 口説きのテクニック 」です。
褒められて、嫌な気分になる人は、ほとんどいませんよね、というお話しです。
「 繰り返す 」ことで効果は倍増します
「さりげなく」「相手の一部分のみを切り取って」繰り返し褒めましょう。
数を打つことにより、いつかは相手の「褒められたら嬉しいポイント」にジャストミートするかも・・・
なんてのは置いといて。
この、「 繰り返すことによる効果 」は、言葉では説明しづらい部分なので、ご自身で経験を重ね、体験してみて下さい。
まとめ
「 部分刺激の拡大効果 」についてお話しさせて頂きました。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、効果がわかりやすく、慣れてくれればハマる人が多いです。
「 気になる人を褒めて 」、その人との距離縮めるのに、ご活用下さいませ(^^)