愛のあるセックスをするためには、思いやりある行動が必要になってきます。
セックスはセックスの最中だけが大切なのではありません。
その前の段階であるデートや、日頃の家庭生活、セックス後のピロートークなど、24時間365日の様々な想いや行動がセックスへと繋がります。
フルマガネちゃんねるでは、「性とお金」をテーマに、性とお金の深みを追求している次第でございます。
その中から、自分に必要なものを選択し、役立てて頂ければ嬉しく思います。
今回は、「愛撫とはなにか」「効果的な愛撫をするにあたって」というテーマを取り上げます。
愛撫とはなにか
愛撫は女性の感度を上げるためにあります。
愛撫は「イカせるためのテクニック」ではありませんが、丁寧に愛撫することで、相手はオーガズムに達しやすくなったり、オーガズムがより深いものになったりします。
そもそも、愛撫とは何なのでしょう?
愛撫の意味
まずは、愛撫の意味をみていきます。
愛撫(あいぶ)とは、
- なでさすってかわいがること。
- なでんばかりにかわいがること。
- 愛でながら撫でる愛情表現で、コミュニケーション様式上では接触することで相手に愛情を示す比較的原初的な行為である。
愛撫は、音声などの言語によらないコミュニケーション様式で、ボディランゲージの一種に分類される、だが、ボディランゲージ一般よりも、より直接的な接触を含む。
愛でる対象は広範囲に及び、人間を含む動植物、ペット、物品に対する愛好の表現とされる。
行為としては、相手を「なでさすること」のようで、相手とのコミュニケーションの1つの形として行われるものです。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ikemen.jpg” name=”面田くん”]「触る」という行為もすごく大切だよね[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”fm-keiko.jpg” name=”美人で明るいけいこ”]そうよね~。思わず触っちゃう時あるもん[/speech_bubble]
愛撫の種類
愛撫は大きく分けて3種類に分類されます。
愛撫の3種類
- 撫でる
- 圧迫する
- 振動する
なお、「これが愛撫です」という明確な定義はなく、愛撫の種類に捉われることなく、自分に合った適切な愛撫の方法を探してみてください。
大切なのは「愛撫にも様々な刺激法がありますよ」ということと、「刺激により快感の受け取り方は異なりますよ」ということです。
強い刺激は刺激の仕方が難しい
刺激が強いものほど、刺激の加減やタイミングが難しいです。
例えば、刺激が弱いフェザータッチは比較的はハズレの少ない刺激法となります。
刺激の強いものとしては、引っ掻いたりつねったりというものが挙げられます。
初めてとの相手や付き合いが浅い場合は、この「刺激の強いもの」には手を出さないほうが賢明でしょう。
痛がられる場合が多いです。
しかし、結婚して時間が経ったり、付き合いが長くなったりすると、こういった刺激が必要になってきます。
ずっと弱い刺激じゃ慣れてしまうからです。
また、若いうちは弱い刺激にも反応しやすいですが、「年齢を重ねると弱い刺激では物足りない」というのもあります。
そのため、ある程度年齢や経験を重ねると、強い刺激を検討するのもアリです。
強い刺激の例
- 引っ掻く
- つねる
- 噛む
- 爪を立てる
身体の全ての箇所に、全ての刺激法を試すのが最適
全ての箇所に対し、全ての刺激法を試していき、「反応の反応を見ながら相手が好むものを選択していく」という方法が最もハズレが少ないです。
これならどんな女性が相手だろうと失敗することはありません。
とはいえ、「身体全身を細かく色々な方法で刺激していく」というのは不可能に近いです。
そのため、ある程度は目星をつけて刺激していく必要があります。
ある程度目星をつけて刺激していく
セックスについてよくわからないまま愛撫する人もいると思います。
その人でも、その人なりの目星をつけてポイントを刺激していると思います。
この目星が当たるかどうかは、その人のセンスによります。
センスの良い人や相性の良い相手とのセックスでは、この目星が当たりやすいです。
そのため、目星が当たるとラッキーだといえます。
センスが良い人や、相性の良い相手と出会えるのはそんなにあることではない
現実的には、センスの良い人はそんなにいません。
また、相性の良い相手と出会えることも、そう多くはないです。
また、相性にも「愛撫の相性」や「性器の相性」「性癖の相性」など、「様々な相性」があります。
それら全てがマッチングすることは、極めて珍しいことです。
「相性が合う」ということも、現実的には少ないのです。
お互いに歩み寄ることが必要
センスが良いわけでもない、相性が合うわけでもない、そんな状況でも愛撫する状況というのは表れると思います。
というか、女性と接する場合では「全てがうまいこといく」というケースの方が極めて珍しいことです。
そのような状況下で大切なのが、「お互いに歩み寄ること」です。
愛撫に関しても同じです。
最初から当たればラッキーですが、そのようなことは稀です。
最初は弱い刺激を試しましょう。
強い刺激よりもハズレが少ないです。
そこから一緒に試したり、気持ちを伝えあったりして、2人で最適な愛撫を見つけていきましょう。
また、その相手との経験を重ねることで、その人の癖や性癖が見えてきます。
そのうちにその人との間のコツが掴めてくると思われます。
刺激は徐々に強めていくのがオススメ
女性は性感が高まるほど強い刺激を好みます。
そのため、最初は弱めに刺激し、後から強めていくのが基本です。
性感が高まる前と後では、刺激の強さや加減が変わってくるということですね。
また、浅いオーガズムしか得られない女性が高まっている場合と、深いオーガズムが当たり前の女性が高まっている場合とでは意味合いが異なります。
つまり、相手の開発度合いも愛撫に関係してきます。
なお、「相手の段階に合わせて刺激を変える」というのはまさに「開発」です。
開発は、根気強さのいるもので、簡単なものではありません。
つまり、「相手の段階に合わせて刺激を変える」というのも簡単ではありません、
そのため、いきなりその段階を目指すのは難しいことです。
まずは無理のない範囲で丁寧かつ優しい愛撫をマスターするところから始めましょう。
前戯は優しくゆっくりしましょう。
前戯を味わいましょう^^
愛撫による快感の種類
愛撫で大切なのは、「相手にどういう快感を与えたいか」ということです。
「早くイカせる」「気分を盛り上げる」「まったりと感じさせる」など、その時々で狙いがあると思います。
狙い(目的)により、刺激の方法や与えることのできる快感の種類が変わってきます。
ここでは、愛撫による快感の種類をみていきます。
ゆったりとくつろいだ快感
マッサージなどで癒されている状態です。
この状態では性感は高まりません。
そのため、スイッチを入れる必要があります。
逆に言うと、スイッチさえ入れることができれば、マッサージでも感じさせることができます。
じわ~っと幸福感のある快感
「揉む」など、マッサージ系の刺激で得ることのできる快感です。
リラックスした気分のなかで、興奮させたり幸福感を与えたりすることができます。
また、血行が良くなり、感度が全身に行き渡ります。
また、精神的にも満足させられます。
ただし、時間が掛かるものなので、気が長い人や上級者向けのものになります。
ぞくぞくする快感
「フェザータッチ」などの撫でる系の刺激で得ることのできる快感です。
ぞくぞくする快感は気分を一気に盛り上げることができます。
しかし、あまり繰り返しすぎると感覚が麻痺して効果が薄れてしまいます。
あくまでもスパイス代わりにたまに混ぜ込むのが良いでしょう。
ぞわっとする快感
ぞくぞくよりも弱く、くすぐったくなるときもあります。
多少の不快感を伴います。
単純に刺激の強弱・スピードがまずくてこうなる場合と、開発が進んでいないためにくすぐったく感じたり、気持ち悪く感じたりする場合があります。
どちらの場合も、うまく開発すればゾクゾクする快感に移行します。
ビクビクする快感
振動系の刺激が最も効果的です。
ビクビクしている中で、そのままイケてしまう場合もあります。
乳首やクリトリスなどの敏感な場所は反応が起こりやすいです。
もちろんその他の場所でもビクビクします。
また、開発することでポイントをどんどん増やせます。
じっくりと愛撫するのに適しています。
ピクッとする快感
ビクビクよりもやや弱い感覚です。
開発が進むまでは、単に痛いだけという場合もあります。
うまく開発すれことにより、ビクビクする快感へと移行します。
その他あなたが見つけた快感
今回載せたのはあくまでも一例です。
これ以外にも、あなたとそのパートナーが見つけた快感も出てくるはずです。
自分たちで見つけたオンリーワンの快感を楽しみましょう^^
効果的な愛撫をするにあたって
愛撫とはどういうものか?ご理解頂けましたでしょうか?
愛撫をすることにより、女性の感度をあげ、より良いセックスへと繋げることができます。
ここからは、効果的な愛撫のための知識を書いていきます。
2ヶ所以上を同時に刺激しましょう
愛撫は2ヶ所以上を同時に刺激するのが基本です。
2ヶ所以上を同時に刺激する際は、「メイン」と「サブ」の刺激をきちんと分けましょう。
刺激を「メイン」と「サブ」に分ける理由
女性は無意識的に1つの刺激に集中しようと思いがちです。
そのため、刺激を均等にすることにより、集中の邪魔をしてしまう恐れもあります。
その結果、感度を落としかねません。
そのため、舌や指をバラバラに動かしたり、強さをメインとサブに使い分けることが求められます。
なお、複数の刺激を感じ分けられる女性もいます。全てにこの話が通用するわけではないので、臨機応変に対応することも学びましょう
基本的は舌の刺激がメイン
それ以外の刺激(指など)は優しく単調にしましょう。
なお、指でクリトリスを刺激し、下で胸回りを舐めているときは、指がメインになります。
このように、「どちらがメインか」というのは状況に合わせて判断頂ければと思います。
3ヶ所を同時に責めるのは難しい
女性を責める手法で「三所責め (みところぜめ)」というものがあります。
これは、「女性を3ヶ所同時に責めましょう」というものであり、奥義にあたるとのことです。
このことから、「3ヶ所別の動きをするのは難しい」と受け取れます。
まずは1ヶ所を上手に刺激できるようになろう
色々述べましたが、まずは1箇所を正確に、気持ち良く刺激できるようになりましょう。
下手な刺激を幾つも刺激されるのは、女性にとって苦痛です。
まずは1ヶ所を上手に刺激できるようになりましょう。
それができたら、2ヶ所を上手に刺激できるようになりましょう。
何事もコツコツと
— 筒井マガネ@フルマガネちゃんねる (@tsutsuiXmagane) April 22, 2016
ちなみに、足や髭、鼻など、体のパーツをうまく使うことにより5,6箇所を同時に責めることも可能です。
1ヶ所愛撫するのにどれくらい時間を掛けるか
どれくらい愛撫すれば良いのか?という話ですが、それは相手によっても場所によってもタイミングによっても変わってきます。
臨機応変に進めることが大切です。
乳首を執拗に攻められたい人もいれば、「乳首はいいよ」という人もいます。
お尻や背中は時間を掛けて欲しい女性が多いです。
あまりしつこいと感度が鈍る恐れもある
同じ場所を愛撫する時間が長いと、感度が鈍る恐れもあります。
「感覚がなくなってきた」となれば、要注意です。
開発が進むほど1ヶ所で長く感じられるようになる傾向はあります。
とはいえ、開発度合いは女性によりバラバラです。
お互いに思いやりを持ち、臨機応変に対応しましょう。
ここでは、「愛撫は長ければ良い程良いというものではない」「女性により、場所により、タイミングにより好みの愛撫時間は異なる」ということを覚えましょう。
愛撫の刺激の方向
愛撫の方向によって、感度は変わります。
特に、産毛の方向は参考になります。
基本的には、産毛に逆らうように刺激した方が快感が強いです。
また、場所によっても感じ方は変わります。
例えば、股関節から膝の太もも周辺にかけて、指で愛撫する場合は、産毛を無視してそのまま股関節部分から膝へと流れた方が気持ち良いと感じる人は多いです。
個人差もあるため一概には言えませんが、「産毛 (体毛) に逆らうほうが感じる確率が高い」というのは知ってて損のない情報です。
愛撫の流れを見直す
付き合いが長くなり、セックスに慣れやマンネリが生じてきた際に、愛撫の流れを見直すのもありです。
愛撫を大まかな視点と細かな視点で分析し、変化を加えるよう心掛けましょう。
- デートの流れ (たまには昼にセックスして夜にデートするなど)
- お風呂に入るタイミング (スキンシップの前にお風呂にするか後にお風呂にするかなど)
- シチュエーション (音楽や香り、部屋の明るさなど)
- 愛撫の順番 (いつもは耳から首筋だが、今日は首筋から背中にいくなど)
- 愛撫の方法 (いつもは舐める箇所を指で触るなど)
- 刺激する強さ (今日はちょっと強めなど)
- 挿入までの時間 (いつもは挿入するタイミングのところをすこし焦らしてみるなど)
その他
毎回同じセックスで慣れやマンネリが生じると、どうしても興奮度が下がります。
感度が下がり、セックスに面白みがなくなると「セックスレス」にもなりかねません。
そのため、自分たちのセックスにマンネリが来ていないか、状態を観察するようにするなど、配慮を忘れずにしましょう。
その際、変化が必要だと感じたら、恐れずに変化にチャレンジしましょう。
経験が少ない人は、大まかな流れを変えず、まずは感じてもらえるようになりましょう
毎回流れを変えると、なかなか愛撫に慣れることができません。
その結果、感じられるようになるまで時間が掛かってしまいます。
だいたい同じような流れにすることで、同じ個所を開発できるので、開発が早まります。
また、女性にとっても、セックスの流れがわかり、安心感へと繋がります。