人の悩みは古今東西不変なのでしょうか?
勃起不全も例外ではなく、なんと江戸時代のデータも残っているとのこと。
勃起しないことにより、辛い思いを経験します。
それは、江戸時代の人も同じだったようです。
その辛さに対して、真剣に向き合っていきたいものです。
それでは。
昔の性事情 「セックス」と「勃起」
昔の夫婦はどれくらいの頻度でセックスをしていたのでしょう?
昔から勃起不全はあったのでしょうか?
貝原益軒による「年代別・セックスの回数 」数式
貝原益軒資料集より画像拝借
江戸時代の養生学者 貝原益軒が、男の年代別の房事(セックス)について、面白い数式を残しています。
- 20歳代:2×9=18 10日に8回
- 30歳代:3×9=27 20日に7回
- 40歳代:4×9=36 30日に6回
- 50歳代:5×9=45 40日に5回
- 60歳代:6×9=54 50日に4回
- 70歳代:7×9=63 60日に3回
- 80歳代:8×9=72 70日に2回
- 90歳代:9×9=81 80日に1回
90歳代の夫婦は年に4~5回セックスしている計算になります。
どんなセックスをするのでしょうね?
勃起不全の今昔
江戸時代の頃、勃起不全に陥った殿方は懸命に、栄養のある食事を摂ったり、アヘンやヒキガエルの毒を使って精力剤のようなものを作っていたそうです。
もちろん、そんな猛毒を飲むわけにはいきません。
いったいどうやってそれを使っていたのかというと、ペニスに塗って、一旦洗い流してから行為に挑む・・・といった具合だったそうです。
精力剤というより、塗る強制剤という感じでしょうね。
効果のほどは・・・残念ながら殆どなかったと思われます。
古今東西、男性は精力旺盛を願うというのは変わりなく、当時はこのような猛毒を使ってでも性の回復を願ったのですね。
勃起時のペニスの角度
- 親指=10歳代
- 人差し指=20歳代
- 中指=30歳代
- 薬指=40歳代
- 小指=50歳代
などと言われていますが、「小指」の角度の勃起をすれば上出来で、実際には全く勃起しない人が増えています。
現在、日本人のED(勃起不全)患者は1,000万人を超えています。
40歳以上の男性の2人に1人がEDで悩んでいるとのことです。
悩みは男性だけにとどまらず、妻の夫に対する悩み(不満)のベスト3が、「勃起しない」「持続しない」「早過ぎる」であるとのことです。
EDは人によって状態が異なりますが、「なかなか勃起しない、勃起しても十分に硬くならない、持続しない」などと全てを含めて、「勃起機能が低下している状態」、すなわち「性力」が低下している状態のことを指します。
以上、勃起の雑学をご紹介しました。
個人的には貝原益軒のセックス数式がツボです。
20歳代セックスしすぎじゃね?笑
このように、セックスを歴史的な角度で見るのも面白いですね^^